加圧トレーニングとは?
加圧トレーニングは、日本で発明され、現在はアメリカ、カリフォルニア州に本部を移して、KAATSU TRAININGとして研究開発が進められています。
発明者は、医学博士の佐藤義昭氏です。
2003年10月、アメリカ本部のKAATSU GLOBAL社(日本の本部=KAATSU JAPAN株式会社)製のKAATSU専用機器が、米国の保健福祉省に属する食品医薬品局(Food and Drug Administration)通称FDAから医療機器としての認可を得ています。
FDA Class I registration number: 3011600585
FDAの認可を受け、健康の維持増進の他、各種リハビリテーションの一環として、加圧トレーニングを行うことが注目されるかもしれません。一般ユーザーが安全に自分で行える加圧トレーニングの機器も開発されています。
加圧トレーニングの機器については別のブログに記します。
1983年に日本での『加圧トレーニングのノウハウ』の特許を申請(特許2670421)をしてから30年以上が経過していますが、現在もより安全性を追求し、ユーザーに使いやすい形へと進化を続けています。
加圧トレーニングのやり方は?
加圧トレーニングは、腕または脚に専用の加圧ベルトを巻いて、適正に血流制限をした状態で、通常効果的と言われる筋力トレーニングで扱う重量よりも軽いウエイトで筋力トレーニングを行ったり、ストレッチを行ったりします。
加圧トレーニングは、加圧トレーニング指導資格者がマンツーマンで指導するのが一般的です。
加圧トレーニングのメリットとデメリットを理解した主導者が指導することで安全で効果的な指導を受けることができます。
大手の加圧ジムでも、無資格者が指導にあたっているケースを耳にしますが、加圧トレーニングは、長時間圧をかけ続けたり、圧が強すぎると血栓症を起こすリスクがある為、
無知な指導者から加圧トレーニング指導を受けることは危険かもしれませんので、受講する前に確認した方が良いでしょう。
日常的にトレーニングをしないという人であれば、500mlのペットボトルほどの重さでも筋力が向上するようなエクササイズが可能です。自分の腕や脚、体重のみでのエクササイズでも効果があるため、運動が苦手な方、高齢の方でも効果を体感しやすいかと思います。
加圧トレーニングのメリットは?
加圧トレーニングのメリットをいくつか挙げてみます。
・短時間のマンツーマントレーニングで以下の効果が得られる。
・筋力の向上が見込める。
・血管の拡張と収縮機能がよくなり、血行が良くなる。
・血管内皮細胞に柔軟性が回復し弾力性のある血管に蘇る。
・成長ホルモンの分泌量が多くなり、美肌、アンチエイジング効果が得られる。
・骨折や捻挫、肉離れなどの怪我の回復が早くなる。
・脂肪燃焼効果が得られる。
・トレーナーとのマンツーマン指導の場合には、モチベーションが維持しやすい。
加圧トレーニングのデメリットは?
加圧トレーニングのデメリットをいくつか挙げてみます。
・加圧トレーニングは専用の器具を要するので、パーソナルトレーニングなどに比較すると受けられるジムが少なく、正規認定資格を持つ指導者も少ない為、近所で気軽に受けられないかもしれない。
・血流制限を強く行い過ぎると、神経を圧迫し痺れが残る場合がある。(痩せている人、体脂肪が少ない人は特に注意)
・加圧ベルトを強く締める、又はトレーニングの仕方によっては点状出血が大量に現れることがある。(ユーチューブなどで紹介されていますね。)
・点状出血が腕全体に現れるような加圧トレーニングを行うと、ノースリーブや水着を着た際に(腕出しのドレスも!)気になると思うので、注意が必要。
・トレーニング中に独特の疲労感と痛みがあり、短時間でも疲れる。また迷走神経反射を起こして、気分が悪くなったり、めまいを感じることがある。
・加圧トレーニングを行えない人もいるので確認が必要。
・デメリットではないけど、加圧トレーニングをしたら劇的に痩せると思っている人は期待を裏切られるので、『ダイエットには適切な栄養摂取と運動の両方が効果的』と認識する必要がある。
いかがでしたでしょうか?
世界中で注目が集まる加圧トレーニングについて詳しく知りたい場合、体験してみたい場合は、『Y personal training gym ワイジム』でも体験ができますのでお気軽にお問い合わせください。
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ワイパーソナルトレーニングジム(Y personal training gym ワイジム)
代表 山田 賢児
ワイジム電話 070-8464-8146
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